【ガーゼ磨き】赤ちゃんの初めての歯磨き習慣で、虫歯にならない健康な歯を

ガーゼ

前回は赤ちゃんのお口の発達について説明しました。

 

前回の記事➡歯が生える前に考えたい!赤ちゃんのお口と歯の話

 

生まれたばかりの赤ちゃんは無菌状態ですが、離乳食が始まると同時に歯磨きが必要になります。

と言っても、いきなり赤ちゃんに歯ブラシを使うわけではありません。

赤ちゃんの初めての歯磨きは「ガーゼ磨き」です。

今回は、ガーゼ磨きの方法やポイントについて説明します。

 

どうしてガーゼ磨きをするの?

ガーゼで歯を赤ちゃんの歯磨きをしている

ガーゼ磨きをする目的は3つです。

 

・お口の中をきれいに保つ

・お口の中に物が入ることに慣れる

・歯ぐきを適度に刺激させる

 

ガーゼ磨きに慣れておくと、実際に歯ブラシで歯磨きを始めたときにも、すんなりと受け入れてくれます。

歯ぐきを刺激させておくことで、歯ブラシが歯に当たっても、違和感が軽減されます。

1日に2〜3回を目安に、離乳食後や就寝前に行いましょう。

 

ガーゼ磨きのやり方2ステップ

Let's tryの文字

赤ちゃんの小さなお口に手を入れるなんて、怖くて躊躇してしまう人も多いでしょう。

 

「ちゃんと汚れを取らないと!」

「よく見えないけどきれいに磨けてるのかな?」

 

そんな風に難しく考える必要はありません。

ガーゼ磨きのやり方を簡単なステップで説明します。

 

【ステップ1】始める前の声かけと姿勢

ガーゼ磨きを始める前に必ず声かけをしてあげましょう。

「歯みがきするよー!」

「お口の中をきれいきれいにしようね!」

など、今から何をするのかをしっかりと赤ちゃんに伝えてあげましょう。

それから赤ちゃんをお膝の上やベッドの上に乗せて、向かい合うように仰向けに寝かせましょう。

 

【ステップ2】ガーゼ磨きをする

人差し指に巻きつけられる長さのガーゼを用意して、水かぬるま湯で湿らせます。

ガーゼを指に巻き、歯ぐきをなでるようにして汚れを拭き取ります。

上下左右の歯ぐきをまんべんなく磨きましょう。

 

上手にガーゼ磨きをする3つのポイント

POINTS1,2,3の文字

【ポイント①】強く長くやりすぎない

赤ちゃんが嫌がる前にササッと終わらせるのがベストです。

しっかりと完璧に磨く必要はありません。

強くこすったり長時間行わないようにしましょう。

 

【ポイント②】リラックスしてやろう

あくまで歯磨きが始まるまでのお口慣らしのステップとして取り入れます。

ママも赤ちゃんもリラックスした状態で行いましょう。

歌いながらやってみるのもいいですね。

 

【ポイント③】小帯に当たらないように

上唇と歯ぐきをつなぐすじを「小帯」と言います。

痛みを感じやすい場所なので、小帯には当たらないように気をつけましょう。

 

まとめ

2回に渡って、赤ちゃんのお口の成長と最初の歯磨きステップである「ガーゼ磨き」について解説しました。

歯みがきは毎日の習慣として一生続けるものです。

できるだけ楽しく行えるように、赤ちゃんのガーゼ磨きを始めてみましょう。

 

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