秋が深まり、外の空気がパリっと乾燥してくる季節。

 

「そろそろ加湿器の出番かな」

 

そんなことを考えるママも多いでしょう。

赤ちゃんは乾燥に弱いので、ウイルスから守るためにも加湿器を使って部屋の湿度を保つのは大切です。

しかし、加湿器にもさまざまな種類があるので、どれを選べばいいか迷いますよね。

今回は、赤ちゃんがいる家庭にピッタリの加湿器をご紹介します。

安全に使用するためのポイントやお手入れ方法も合わせてお伝えします。

加湿器選びに悩んでいるママはぜひ参考にしてくださいね。

 

加湿器は「気化式」か「ハイブリッド式」がオススメ

赤ちゃんがいる家庭には「気化式」と「ハイブリッド式」の加湿器がオススメです。

 

気化式は、水をフィルターに吸わせて自然に蒸発させるタイプです。

消費電力も低く静かなので、赤ちゃんの眠りを邪魔しません。

噴射口が熱くならないので、やけどの心配もありません。

 

ハイブリッド式の中でも気化式ハイブリッドがオススメです。

価格は他に比べてやや高めですが、スチーム式と気化式のいいとこ取りで加湿効果の高さが特徴です。

煮沸をしてから温風を当てて加湿するので、衛生面でも安心できます。

 

赤ちゃんにとって適度な湿度は？

赤ちゃんにとって適切な湿度は40〜60％です。

 

湿度が40％より低いと空気が乾燥した状態になり、ウイルスが活性化しやすくなります。

また、赤ちゃんの鼻や喉に備わっているウイルスを抑制する機能も低下します。

 

湿度が60％より高いと、細菌やカビが繁殖しやすくなります。

空気中の細菌やカビを吸い込むと、アレルギー反応を起こす可能性が高まります。

 

免疫力の低い赤ちゃんの健康を守るには、部屋の湿度は40〜60％を守りましょう。

 

加湿器を置くときに気をつけるべきポイント２つ

加湿器を部屋に設置するときは、以下の点に気をつけましょう。

 

１）加湿器が直接手に触れない場所に置く

２）配線やコードに気をつける

 

赤ちゃんにとって音を立てながら蒸気を噴射する加湿器は、興味の対象です。

満水状態の加湿器はそれなりに重さもあります。

直接触れたりコードを引っ張るなどして万が一倒してしまうと、床が水浸しになり怪我の原因にもなりかねません。

赤ちゃんがいる部屋に加湿器を置くときは、本体にもコードにも直接手に触れない場所に置くことが鉄則です。

 

日頃のお手入れが加湿器を清潔に保つカギ

加湿器を清潔に保つには、1日に1回は中の水を捨ててしっかりと乾燥させましょう。

加湿器は、性質上カビが発生しやすい機器です。

カビが繁殖した状態で使用を続けると、赤ちゃんの健康を守るどころかカビを放出させて部屋に充満させてしまうことに。

カビの発生を防ぐには、加湿器の内部を乾燥させてカビが繁殖しない環境を作ることが大切です。

 

まとめ

赤ちゃんがいる家庭での加湿器選びについて解説しました。

赤ちゃんの健康を守るためにも、安心安全な加湿器を選んで、正しく使用することが大切です。

これからの季節、家庭にピッタリの加湿器を探してみて下さいね。