トイトレを始める前に!親の心がけと準備アイテムをご紹介
「トイトレってどうやって始めたらいいの?」
「トイトレに必要なものは?」
おむつを卒業し、お兄さん・お姉さんへの第一歩となるトイレトレーニング。
楽しくスムーズにトイトレを行うには、事前の環境作りや準備が大切です。
今回は、本格的にトイトレを始める前にしておきたいことや、準備したいアイテムを紹介します。
トイトレを始める前に
本格的にトイトレをスタートする前に、子どもにトイレの役割について教え、安全な環境を整えましょう。
トイレの役割を知ろう
まずはおしっこやうんち、トイレの役割について教えて関心を持たせましょう。
用を足すときの流れや、トイレがどういう場所かを理解することがトイトレへの第一歩です。
絵本や動画を使って「トイレは怖い場所じゃない!」ということを楽しく伝えるのもポイント。
好きなキャラクターの絵本を活用して、まずは「トイレを知る」ことが大切です。
トイレの環境を見直そう
トイトレを始める前に、トイレ環境の見直しをしておくことも準備の1つです。
誤飲の可能性がある掃除アイテムは、子どもの手が届かないところへ収納しましょう。
また、子どもの好きなポスターを貼るなど、トイレを明るい雰囲気に変えるのもおすすめです。
トイトレに必要なアイテムは?
スムーズなトイトレのために、事前に準備するアイテムを紹介します。
1)補助便座と踏み台
事故やケガを防ぐためにも、補助便座は必須です。
始めはおまるからスタートして、徐々に補助便座へ移行するのもOK。
自分で乗り降りでき、足が届いて踏ん張れるように踏み台も用意しましょう。
2)トレーニング用パンツ
練習用のトレーニング用パンツを準備しておくと安心です。
トレーニング用パンツは、吸収力を持ちながら、おしっこで濡れた感覚がわかるようになっています。
おもらしをしても床やシーツを汚すことがないので、掃除の手間も省けます。
紙製と布製の2種類があるため、子どもの好みに合わせて選んでも良いでしょう。
3)ごほうび用のシール
トイレで成功したときに貼るシールや台紙も、トイトレの便利アイテムです。
「トイレでできた!」の達成感を味わうことで、トイトレに対するモチベーションアップに繋がります。
子どもの好きなキャラクターのシールを準備して、トイトレを楽しく行いましょう。
100円ショップでもたくさん販売されているので、気軽に準備できますよ。
トイトレがうまくいくコツ
子どもに寄り添いながら、トイトレをスムーズに進めるコツを3つ紹介します。
トイレに行く習慣をつける
1日のルーティーンの中にトイレに行くタイミングを決めておきましょう。
・食事の前後
・お出かけの前後
・寝る前
ルールを作って規則的に行うことで、子ども自身がトイレに行く時間が理解できます。
トイレに行く習慣がつくと、嫌がることなくスムーズにトイレへ行けるようになりますよ。
うまく進まないときは休憩する
トイトレ完了までの道のりは一進一退です。
泣いたり嫌がったりする日が続くときは、むりせずお休みしましょう。
親も子どももストレスをためることなく、気長に続けられますよ。
休憩期間はそれぞれですが、2〜3ヶ月空いても問題ありません。
筆者の娘は、保育園の2歳児クラスで最後までトイトレが完了しませんでした。
たくさん褒める
小さな成功もたくさん褒めましょう。
ポイントは、成功大きさではなく「成功した回数」です。
「トイレに1人で入れた」「トレーニングパンツを自分ではけた」なども、立派な成功の一つと考えましょう。
たくさん褒められると、子どもは自信がついて意欲的になるので、トイトレもスムーズになりますよ。
筆者の体験談
筆者の娘が3歳だった頃の話です。
2歳児クラスでトイトレを完了するのが保育園の目標だったのですが、娘は年度末までトイトレが完了しなかった最後の1人でした。
娘はその後幼稚園に転園し、入園式もおむつで参加しました。
クラスのほとんどのお友達がパンツだったのを目の当たりにしたためか、入園後わずか1ヶ月ほどでトイトレが完了。
ほとんど失敗することなくスムーズに進み「去年1年間の頑張りは何だったんだ…」と拍子抜けしました。
子どもは環境一つですさまじいスピードで成長します。
そのスイッチがどこにあるかは親でもわかりません。
トイトレも同じく、子どもを観察しながら気長に見守っていくのがベストですよ。
まとめ
初めてのトイトレは、子どもにとってもママにとっても不安でいっぱいです。
周りと比べたり、失敗して叱ったりすることは厳禁。
もしもママが「トイトレしんどいな…」と感じたら、一回お休みしても大丈夫です。
子どもの発育やペースに合わせて、焦らずにゆっくり進めましょう。