赤ちゃんの髪はどう変化する?1歳までの生え変わりロードマップ
前回は、赤ちゃんの髪質や薄毛の原因について解説しました。
前回の記事はコチラ➡赤ちゃんの髪の毛が薄くて心配なママへ!髪質や薄毛の原因をご紹介
「産まれたばかりの頃は薄毛でも、気長に待てば自然に生えてきますよ。」
と言われても、実際にどんな風に変わっていくのか気になりますよね。
今回は、赤ちゃんが1歳になるまでの髪の生え変わりについて、順を追ってご紹介します。
赤ちゃんの薄毛で悩んでいる方も、どのように変わっていくかが分かれば安心できますよ。
新生児〜2か月
お腹の中で育った髪の毛は、量の多い子や少ない子などさまざまです。
もともと赤ちゃんの髪の毛は細いので、ある程度の量があったとしても薄く見えている場合もあります。
生後3〜5か月
1日の大半を仰向けで過ごしているため「寝はげ」ができやすい時期です。
枕が当たる後頭部だけ薄くなってしまうため、部分的にはげができるので目立ちます。
また、この頃は頭全体の毛が一気に抜ける「新生児生理的脱毛」の時期でもあります。
見た目にも分かるほどごっそりと抜け落ちるのでビックリする方もいますが、自然な生理現象です。
髪のサイクルが正常であれば、またゆっくりと生えてきます。
生後6〜8か月
産毛が抜けて新しい髪が生える時期ですが、まんべんなくきれいに生えるわけではありません。
生え方は安定せず、前髪だけが伸びたり横髪だけが伸びたり、後ろは全然生えてこないなどさまざまです。
いわゆる「落武者ヘア」が完成するのもこの時期です。
髪が伸びるにつれて、だんだんと生え揃ってきます。
生後8か月〜1歳
最初の髪よりは色素も濃くしっかりとした髪の毛になります。
大人のように太くてしっかりとした髪ではありませんが、つやのあるやわらかい毛です。
髪質にも個人差がありますので、この頃から剛毛な赤ちゃんもいますよ。
くせのある髪質の場合、この頃からくせが目立つようになります。
1歳〜1歳半
この時期には髪の毛がしっかりと生え揃い、頭皮が見えることもなくなります。
見た目にも髪がしっかりとある状態と言えるでしょう。
伸びが速い子は、そろそろ切ろうかな…という思いが出てきたり、女の子はヘアアレンジが楽しめるようになります。
まとめ
赤ちゃんの髪の生え変わりは人それぞれです。
見た目に関わることなので不安になる気持ちもよく分かりますが、大丈夫。
病気ではない限り、成長とともに必ず生えてきます。
筆者の知り合いには幼稚園入園頃まで髪の毛が薄い女の子がいました。
七五三のときはウィッグを付けてもらって撮影していたほどです。
しかし、小学生の今では毎日ヘアアレンジを楽しめるほどフサフサになりましたよ。
髪の成長は気長に待つのがベスト。
あまり不安になっていると、ストレスでママの髪の毛が減ってしまうかもしれませんよ。