4歳で突発性発疹にかかった息子のお話
先日4歳の息子が突発性発疹にかかってしまいまいました。高熱だけが数日続いたので本来であれば疑うと思うのですが、普通は2歳以下の子がかかる病気なのでまさか突発性発疹だとは思わず、小児科の先生からも特に可能性の話も出ず、結局解熱後の発疹が出るまで何の病気か分からずモヤモヤし続けたので、もし3歳以上のお子さんで同じような症状がある方はぜひ参考になればと思ったので症状や経過についてお話しします!
そもそも突発性発疹とはどんな病気?
突発性発疹とはヒトヘルペスウイルス感染することによって突然高熱が出て3日前後続いたあと発疹が出現する病気のことです。ほとんどの子どもが2歳までに感染すると言われています。
息子はこんな症状が出ました!
・3日間の高熱
・下痢
・解熱後の発疹
・食欲不振
・下まぶたの充血
他にも症状が出る場合もあるようですが、基本的には高熱と発疹のみの症状が多いようです。2歳の次男がかかった時も下まぶたの充血以外は全て同じ症状でした。
実際の経過
息子が実際に突発性発疹にかかった経過を1日ごとに詳しくお話します
0日目
朝は元気に登園。12時頃保育園から38.0℃の熱が出ているので迎えに来てくださいと電話がありました。帰ってきた直後はわりと元気そうでしたが15時頃に熱を測ると40℃になっていました。翌朝受診予定でしたが慌てて小児科に連絡しコロナとインフルエンザの検査をしたところどちらも陰性。ただし熱が出てまもないため偽陰性の可能性があるので翌朝再度受診することになりました。
1日目
朝も熱は変わらず40℃前後なので再度受診し、再検査を受けましたがやはり陰性なので診察室に入って診察を受けると目が少し充血しているのでアデノウイルスか川崎病かも?とのことでどちらも検査を受けました。アデノは陰性のため血液検査をすると白血球数が通常より多いので川崎病かもしれないけど、それにしては低いという微妙な判定のため2日間様子を見ることに。
2日目
朝38℃台にまで下がっていたのでこのまま下がるかなと思いきや、昼から夕方にかけてまた40℃まで上がってしまいました。熱が出てから食欲はなくかろうじて水分がとれている状態でしたが、体が慣れてきたのか夕方頃にお菓子を食べれるようになりました。
3日目
この日は再度血液検査をし、数値が下がっていたので川崎病の疑いはなくなり一安心。医師からはなんらかのウイルス感染だろうとのことでした。熱も38℃台にまで下がり本人も少し楽そうな様子でご飯を食べたりおもちゃで遊んだりできるまでに回復しました。
4日目
朝にようやく平熱に下がり元気も出てきました。そしてここで顔に赤い発疹を確認。これではじめて突発性発疹ということが判明しました。そしてお約束の不機嫌病がここから真価を発揮しはじめました。
熱の経過グラフ
コチラが実際の検温グラフです。1日目の夕方に最高41.2℃を記録しました。(但し予測値での検温なので実測値ではそこまで出ていない可能性もあります。)
不機嫌はどんな感じ?
息子の場合は、おもちゃを弟にとられたりYouTubeをTVで流してて興味のない動画が出たりすると、普段であれば普通に「かえて」とか「やめて」と言えるのですが「あーー!うあぁ!」と叫んだりちょっとでも嫌なことがあると癇癪を起していました。またママが少しでも離れると「ぎゅーしたいー!」と呼び戻したり、何かにつけて泣きやすくなっていました。しかし2歳の次男がかかった時に比べると言葉で伝えられる分、癇癪の度合いは低かったように思います。次男は言葉が出なかったのでとにかくすさまじい癇癪で夜中も何度も起きて泣き叫んだり気が狂ったのか!?と思うくらいの変貌ぶりでした(^_^;)
4歳でも突発性発疹になることはある!
もし今3歳以上のお子さんで同じような症状がある場合はもしかすると突発性発疹かもしれません。特に一度もかかったことがない場合は要注意です!高熱が出たらまずは小児科にかかって指示を仰ぎましょう。不機嫌は大変ですが一時的なものなのでなるべくひろーい心でわがままを受け入れてあげると比較的大変さは軽減されるかな?と思います。