赤ちゃんの首が完全にすわるのはいつ?首すわりの見極め方
産まれたての赤ちゃんは、骨や筋肉も未熟でふにゃふにゃとしています。
その中でも一番気をつけなければならないのが、赤ちゃんの首。
赤ちゃんの首は、細い管一本で繋がっているのではないかと思うほどグラグラしています。
新生児を抱っこしたことのある人は、赤ちゃんの首のもろさに恐怖を感じた人も多いのではないでしょうか。
とても弱い赤ちゃんの首ですが、大人と同じように大切な神経や血管が通っているので、大事に扱わなくてはいけません。
今回は赤ちゃんの首の成長と首すわりの見極め方について説明します。
赤ちゃんの首の成長
新生児期〜1か月頃
この時期の赤ちゃんの首はグラングランとしていて、まだ自分で首を動かすことができません。
抱っこや授乳の際は、しっかりと首を支えてあげる必要があります。
とくにうつ伏せには要注意。
誰かが顔の向きを変えてあげないと、赤ちゃんは窒息してしまいます。
生後2か月〜4か月頃
少しずつ首の筋肉が発達し、縦抱きにしてもグラグラ動く幅が減り、安定してくる時期です。
生後3か月頃には、自分で首を動かして顔の向きを変えられるようになります。
うつ伏せにすると顔を持ち上げようと踏ん張る赤ちゃんもいますよ。
自分で横を向くことができるので窒息のリスクも減少しますが、目を離さないようにしましょう。
首が完全にすわるのは5か月頃
生後5か月頃になると、うつ伏せにするとほとんどの赤ちゃんがグイッと顔を上げて、首を自由に動かせるようになります。
また、あおむけの状態から両手を持って起こした時に、首が後ろに反らず、しっかりついてくるようにもなります。
ここまでくれば、首すわりは完了したと言ってもいいでしょう。
首がすわると視野が広がるので、いろんなものに興味を示してコミュニケーションが楽しくなってきますよ。
まとめ
赤ちゃんの首がすわれば、抱っこが楽になったり、おんぶで家事がはかどったりと、ママにもメリットがたくさんあります。
赤ちゃんの成長を心待ちにして、大変な今を乗り切りましょうね。