見逃さないで!赤ちゃんの足裏は体温調整のサイン
暑い夏が近づいてくると、気になるのが赤ちゃんの体温調整。
赤ちゃんはまだ泣くことしかできないので、暑いのか寒いのか分かりづらく、ママたちの代表的な悩みの一つとなっています。
そんな赤ちゃんの体温状態を見分けるサインが、実は足の裏にあります。
足裏を触って確認することで、今の赤ちゃんの気持ちが分かりますよ。
ぜひ参考にしてください。
赤ちゃんの足はとても汗っかき
(引用: MIKI HOUSE)
通常赤ちゃんは大人に比べて2〜3倍の汗をかくと言われています。
その理由の一つが汗を出す汗腺の数です。
汗腺の数は産まれた時から大人と同じ200〜500万個あり、生涯変わりません。
赤ちゃんは皮膚の表面積が狭い分、大人に比べて汗腺が密集しているため、よく汗をかくのです。
とくに体温調整をする足裏には汗腺が集中し、触ると「しっとり」や「濡れてる」と感じます。
この発汗の度合いから赤ちゃんの体温状態が把握できます。
足裏の状態で分かる4つのサイン
赤ちゃんの体温状態は、足裏が「さらさら」or「しっとり」か、「ぽかぽか」or「ひんやり」かを掛け合わせた4パターンに分類することでわかります。
さらさら×ひんやり=寒い
赤ちゃんが寒がっている状態です。
室温を上げたり、服を1枚追加して調整しましょう。
外出の際は、上着を着せたり靴下などを履かせましょう。
さらさら×ぽかぽか=眠い
眠るため血液を集めて身体の内部の温度を下げています。
足裏だけでなく、手も温かくなっています。
そのままそっと眠らせてあげましょう。
しっとり×ひんやり=体温調整中
汗をかくことで熱を逃し、体内の温度を調整しています。
基本的にはこのままで大丈夫です。
しっとり×ぽかぽか=体温調整中
同じく汗をかいて熱を逃し、体温調整をしています。
基本的にはこのままで大丈夫ですが、首や背中まで汗をかいている場合は暑がっている状態です。
室温を下げたり服を1枚脱がせてあげて様子をみましょう。
まとめ
足裏で赤ちゃんの体温状態がわかれば、室温や服の調整、寝かしつけにも役に立ちますよね。
まだ十分ではないものの、赤ちゃんは汗をかくことでしっかりと自分の体をコントロールしています。
赤ちゃん自身の力と親のサポートで、体温管理をおこないましょう。