こっちが泣きたい!イヤイヤ期の乗り越え方7選

泣く男の子

子育てにおいて、親として最も苦労する時期の一つが「イヤイヤ期」です。この時期になると、子供は自己主張が強くなり、言うことを聞かなくなったり、反抗的になったりすることがあります。親としては、子供の成長に合わせて対応を変えることが必要です。以下に、イヤイヤ期の乗り越え方をまとめました。

 

イヤイヤ期はいつから?

泣く女の子

一般的に、イヤイヤ期は1歳半から2歳ごろにかけて始まります。ただし、個人差があり、始まる時期や期間については子供によって異なります。また一度だけ起こるわけではなく、おさまったかな?と思っても再びなることもあります。大体3歳ごろにはおさまっている場合が多いです。

 

なぜ起こる?イヤイヤ期が子どもへ与える影響とは

成長の階段を上る子ども

実は子どもにとってイヤイヤ期はとても重要な時期です。この時期の子どもは自我が芽生え始め、なんでも自分でやってみたい!と興味や意欲が沸いてきますが実際にはうまくできないことで癇癪を起したり、こだわりが出てくることによって「この服じゃなきゃいやだ!」「ご飯のメニューが気に入らない」などでイライラしたりすることもあります。しかしこれらが脳や精神の発達にとって重要になってくるのでどの子どももしっかりと通らなくてはならない成長の道筋なのです。

 

イヤイヤ期の子どもへの対処法7選

絵本を読む親子

 

1.原因を理解する

イヤイヤ期になる原因は様々です。疲れている、お腹がすいている、眠たい、イライラしている、など様々な理由が考えられます。まずは、子供がなぜイヤイヤをしているのかを理解することが大切です。しかし子ども自身も理由がわからずイライラしている場合もありますので親がすべてを理解することは非常に困難です。

 

2.気持ちを代弁する

イヤイヤされると叱ってしまいがちですが、まずは最初に「今はこれがしたかったんだね」「この服がよかったんだね」など子供の気持ちを代弁してあげることで、子どもは親が「理解してくれた」と安心することができます。

 

3.自分で選ばせる

イヤイヤ期になると、親が何を言っても反抗的になりますが、選択肢を与えることで、子供が自分で考えて行動するようになります。例えば、「今日はどっちのパジャマにする?」など自分で選ばせてあげると意外とすんなり収まるケースも多いです。

4.ポジティブな言葉をかける

親が子供に対して、ポジティブな言葉をかけることも大切です。子供ができたことを褒めることで、自己肯定感が高まります。褒めるのが難しいという方は子どもがした行動を言葉にしてあげると良いです。例えば「ご飯を食べれたね」「お風呂に入れたね」など。反対に、「わがまま言わないで!」「どうしてできないの!」など否定的な言葉をかけると、イヤイヤ期が悪化することがありますので、言いたくなる気持ちはとてもよくわかりますがなるべく控えるようにしましょう。

5.規則正しい生活を送る

イヤイヤ期の子供は、実は子ども自身も疲れがたまりやすい傾向にあります。十分な睡眠をとり、バランスのとれた食事をとることで、子供の健康状態を維持することができます。また適度な運動や外出も必要なので公園やショッピングセンターにおでかけすることでストレス発散にもつながります。

6.物理的に離れる

イヤイヤ期には親自身がとてもストレスを感じ、時には怒鳴ってしまいそうな時もありますよね。そのような場合にはお互いが落ち着く時間を設けるために、違う部屋に行ったりトイレに行ったりと物理的に距離をとることがおすすめです。ほんの1,2分でも冷静になる時間をとれると気持ちに余裕が生まれます。

7.諦めも肝心

イヤイヤ期は誰もが必ず通る道です。少し大きくなると「こんな時期もあったな~」と思い出話になります。親がどんなに頑張ってもどうしようもないときもあるのでイヤイヤ期なんだからしょうがないよね、と気楽にかまえることも大切です。

まとめ

笑顔の親子

イヤイヤ期は、親子の関係に大きな影響を与える時期です。親が子供と向き合い、コミュニケーションを大切にし、適切な対応をすることで、イヤイヤ期を乗り越えることができます。しかし、それでも親自身がストレスを感じる場合は、家族や友人と話をすることも大切です。

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