クーイングが始まった!赤ちゃんと会話を楽しむチャンス!

赤ちゃんと笑顔で見つめる母親

今まで泣くことでしか意思疎通ができなかった赤ちゃんですが、生後2か月を過ぎると、新しいコミュニケーション方法を獲得します。それがクーイングです。初めて聞く泣き声以外の新しい声。可愛らしい声にパパもママもメロメロになるでしょう。今回は赤ちゃんの可愛いクーイングについての説明と、クーイングが始まったときの効果的な接し方について説明します。

 

クーイングとは?

新生児

クーイングとは、生後2か月頃から始まる赤ちゃんの発声です。「あーあー」「うーうー」など母音を使った、唇や舌を使わずに出せる単音を指します。鳩の鳴き声「Coo」になぞらえて、クーイングと呼ばれています。

 

クーイングが始まる時期

クーイングは一般的に生後1か月〜2か月頃を目処に始まります。その後さらに成長すると喃語へと変化します。喃語は「ばぶばぶ」や「んまんま」など2つ以上の音を使った発声です。喃語は生後5か月頃から始まりますので、その頃にクーイングは消失します。

 

クーイングの言葉の種類

クーイングの言葉は「あーあー」や「うーうー」が一般的です。ほかにも「くーくー」や「ふーふー」などがあります。唇や舌を使わずに出せる単音がクーイングの特徴です。

 

クーイングをする理由

赤ちゃんがクーイングをする理由は、親とコミュニケーションをとるためです。まだ意味のある言葉ではありませんが、クーイングを通して自分の気持ちを伝えようとしています。また、クーイングは言語能力の発達につながる赤ちゃんの発話の練習です。初めてクーイングをした赤ちゃんは、自分の声にびっくりしたり、面白くて何度もクーイングをして遊ぶこともあります。

 

クーイングをする時間

クーイングは赤ちゃんがご機嫌でリラックスしているときに出やすいです。ママやパパが抱っこして優しく話しかけてあげたり、遊んでくれたりした時にクーイングで喜びを表現します。また、お風呂に入っているときに気持ちよくてクーイングが出ることもあります。

 

クーイングする赤ちゃんとの接し方

赤ちゃんと母親

クーイングが始まったらお膝の上や抱っこで赤ちゃんを近くに置いて、目を見ながら笑顔で応えてあげましょう。たくさん触れ合って笑いかけてあげることで、赤ちゃんは安心して嬉しくなり、さらにいっぱいクーイングで応えてくれます。クーイングに対する正しい返答はありません。「あーあー」と言われたら「あーあー」と返したり「楽しいね」と返してもいいです。「うんうん」と言いながら優しくうなずいてもいいでしょう。赤ちゃんと楽しい時間を共有することが大切です。

 

まとめ

赤ちゃんを抱っこする母親

クーイングは初めて赤ちゃんがママやパパに話しかけてくれた最初の言葉です。そして5か月頃までしか見られない貴重な時間でもあります。これからどんどんおしゃべりするのを楽しみにしながら、積極的に接してあげましょう。親子の絆が深まり、コミュニケーションが深まりますよ。

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