なかなか寝てくれないのはなぜ?寝かしつけに疲れ果てたママへアドバイス
数ある赤ちゃんのお世話の中でも悩みの種になりやすいのが「寝かしつけ」です。寝かしつけは多くのママが抱えている悩みでもあります。
新生児育児のお悩みランキングTOP5
1位:赤ちゃんが寝ない!
2位:授乳に関するお悩み
3位:おむつ交換に関するお悩み
4位:泣き止まない!
5位:育児ストレス・イライラ感
引用:新生児育児のお悩みランキングTOP5(AllAboutまとめ)
このように、赤ちゃんが寝ないことに頭を抱えているママはたくさんいます。4位に「泣き止まない!」という回答があるように、赤ちゃんが泣くことに関しても悩んでいるママが多いと言えます。赤ちゃんが寝てくれないとママは睡眠不足になり、イライラやストレスがたまり、それがまた睡眠不足につながり…と負のスパイラルにおちいってしまいます。笑顔のないママは赤ちゃんにとっても良い影響はありません。今回は赤ちゃんの「寝かしつけ」に注目して、効果のある寝かしつけ方法をご紹介します。また、現在3人の子育てをしている私の意見も合わせてお伝えします。
寝る前の習慣を作ろう
赤ちゃんを上手に寝かしつけるためには、毎回決まったルーティーンを作ることが大切です。お風呂に入って、ミルクを飲んで、おむつを変えて、絵本を読んで、電気を消して、お布団に入って寝る。というように、一連の決まった流れを作ります。赤ちゃんは少しずつ流れを学習して、自分から少しずつ寝るモードへ入っていくようになります。できるだけ同じ時間に、順番も変えないようにしましょう。ルーティーンが定着すれば、赤ちゃんは安心して眠りにつくことができますよ。
睡眠環境を整えよう
安全安心に眠れるように環境を整えてあげましょう。当然ですが、明るく賑やかなお部屋では、なかなか落ち着いて眠れません。日の入りやすいお部屋なら遮光カーテンを取り入れるのもおすすめです。お部屋の温度や湿度も快適に保ちましょう。服は大人より1枚減らして薄着に。暖かくさせなければと厚着させても、赤ちゃんは汗っかきなので暑すぎて眠れません。真冬でもない限り、毛布なども不要です。薄手のブランケットを1枚かぶせてあげるだけで十分です。包まれて眠るのが好きな赤ちゃんなら、おくるみに包んで寝かせてあげましょう。ただし、手足は動かしやすい程度にしてあげてください。安心できる睡眠環境を整えてあげるだけでも寝かしつけがしやすくなります。
赤ちゃんを落ち着かせよう
赤ちゃんが眠りにつきやすいように気持ちを落ち着かせましょう。ママの優しい声でゆっくり話しかけてあげたり、抱っこしてあげたり、お気に入りのタオルなどを持たせてあげるのもいいですね。子どもによってさまざまなので、子どもが落ち着くアイテムを選んであげましょう。最近は寝かしつけに最適な音や音楽を流せるアプリなども充実しています。子守唄を歌ってあげるのもいいでしょう。ちなみに我が家の場合は、歌や音は余計に覚醒してしまい逆効果でした。効果があるかどうかは子どもによって違います。どれでも一つずつチャレンジしてみて、子どもが一番落ち着くものを探してみてくださいね。
ママ自身がリラックスしよう
赤ちゃんを安心して寝かせるためには、まずはママ自身の心が落ち着いている必要があります。「あまり関係ないでしょ!」と思われるかも知れませんし、私自身もそう思っていました。しかし今では、寝かしつけ方法の中でも一番大切だと感じています。
不思議なもので、赤ちゃんはちゃんとママの気持ちを感じ取って感情をリンクさせています。ママが嬉しいと赤ちゃんも安心し、ママがイライラしていると赤ちゃんは訳もなく泣き出したりします。「早く寝てよ!」「なんで泣いてるの?」「まだ家事がいっぱい残ってるのに!」そんな気持ちは赤ちゃんにもしっかり伝わっていて、赤ちゃんは余計に眠れなくなってしまうのです。
私自身も長女が赤ちゃんの頃はなかなか寝てくれず、眠気も疲れもピークでイライラしながら寝かしつけをしていた日が続いていました。2年後に長男が産まれたときは、昔の経験を思い出し「がんばったところで、どうせ寝ないよね?仕方ない、とことん付き合ってやるか!」とどっしり構えて寝かしつけをしました。その結果、長男はわりとすぐに眠りにつき、寝かしつけに困ったことはほとんどありませんでした。2人の個性などもあるかと思いますが、私自身の心持ちも大きく関わっているのだと実感しました。
まとめ
寝かしつけがうまくいくかどうかで、その日1日の体の調子が変わります。しっかりと睡眠が取れれば1日体は元気に、睡眠不足だと頭が働かず体も動かず、心まで重たくなります。ご紹介した方法を一つずつ試して、ご家庭に合った最適な寝かしつけ方法を探してみてください。そして何より、ママ自身がリラックスできる余裕を持ってくださいね。寝かせたあとの家事はパパに任せたり「明日でいいや!」と潔く諦める気持ちも大切です。ママが安心して赤ちゃんの寝かしつけができるよう願っています。