赤ちゃんもママも幸せになる!新生児期のお世話をスキンシップで楽しくする方法
・新生児のお世話って正直楽しくない
・新生児に話しかけてもまだ理解できないよね?
・今しかない新生児期の楽しみ方が知りたい!
長い妊娠生活と辛い出産を乗り越えてようやく会えた可愛い我が子。だけど、今にも壊れてしまいそうなほど弱く小さい赤ちゃんのお世話は簡単ではありません。ママも出産を終えたばかりで休息が必要です。貴重な新生児期はたったの28日間。せっかくだったら楽しくお世話したいですよね。でも、産まれたばかりの我が子にどう向き合っていいかわからないママは意外と多いものです。
反対に、育児を終えたママは「あれこれ考えたりせずに、もっと赤ちゃんの時期をそのまま楽しめばよかった」という声をよく聞きます。育児は楽しんだ者勝ちです。今回はとくに新生児期に絞って、赤ちゃんのお世話を楽しみながらできるコツについてお話します。
新生児期のお世話
まだ外出もできず寝ている時間が長い新生児のお世話はわりと少ないです。大きく分けると
・お着替え
・授乳・ミルク
・おむつ替え
・沐浴
です。一見簡単そうに見えますが、これら1つ1つの回数が多かったり、時間がかかったりします。また思うようにできなかったり、一歩間違えると怪我や病気につながるので気が抜けません。さらに昼夜問わずお世話が必要になるので、新生児のお世話は24時間付きっきり。ママが疲弊するのも当然です。
しかし、この中にも育児を楽しむコツはたくさんあります。お世話を淡々と済ますのではなく、赤ちゃんとの時間が楽しくなる方法をご紹介します。
新生児のお世話が楽しくなる方法
たくさん話しかけてあげて、たくさん触れてあげましょう。そもそもお世話の1つ1つはスキンシップでいっぱいです。沐浴や授乳など、赤ちゃんとママの肌が直接触れ合うお世話も多いです。まだあまり目が見えていなくても、あまり反応してくれなくても、赤ちゃんはママの声をちゃんと聞き取って感じ取っていますよ。スキンシップは赤ちゃんにもママにも良い効果をもたらします。まずはその効果について説明します。
愛情ホルモン「オキシトシン」とは
親子のスキンシップが多いと、脳内物質の「オキシトシン」が分泌されます。オキシトシンは別名「愛情ホルモン」とも呼ばれ、親子の愛着関係を深めます。他にも、オキシトシンの影響をうけた子どもは、ストレスに強くなり、記憶力がよくなるなどの効果があります。
オキシトシンは子どもだけではなくママにも分泌されるので、幸せな気持ちになりリラックスできるのです。では、新生児のお世話ではどんなスキンシップや声掛けが効果的なのでしょうか。
新生児のお世話の中でできるスキンシップ
あまり難しく考える必要はありません。泣くことでしか感情表現できない新生児には、その時の赤ちゃんの気持ちに共感し言葉に出せばOKです。またママの気持ちも言葉に出すことでお互いの気持ちを共有し、さらに愛着関係を深めます。
おむつ替え
・気持ち悪かったね
・今取り替えるね
・おしりがきれいになったよ
・気持ちいいね
お着替え
・汗かいちゃったね
・お着替えしようね
・どのお洋服にしようかな
・暑かった?寒かった?
・とても似合ってるね
授乳・ミルク
・お腹すいちゃった?
・いっぱい飲んでね
・おいしい?
・お腹いっぱいになったね
・ゲップ出るかな
沐浴
・お風呂の時間だよ
・あわあわ付けようね
・気持ちいいね
・さっぱりしたね・きれいになったね
とくに決まったルールはないので、目を見ながら優しく話しかけてあげさえすれば、赤ちゃんもママも楽しくなります。毎回する必要もありません。余裕がない日は「ママは今日疲れちゃったよ」「ママも寝たいよ」なんて愚痴を言ってみても良いでしょう。ママの素直な気持ちを赤ちゃんの前だからと隠して溜め込まず、言葉に出すだけでもストレスが和らぎます。
まとめ
いかがでしたか?今回は愛情ホルモン「オキシトシン」と、新生児期のお世話を楽しむコツについてお話しました。大変なのは当たり前。大事なのは育児を楽しむこと。新生児期はさまざまな事故や病気に気を付けなくてはいけません。しかし、そればかりに気を張らず、今しかない瞬間を目に焼き付けて育児を楽しんでくださいね。