赤ちゃんの肌はとっても敏感!すべすべなお肌を守るためには?

微笑む新生児

赤ちゃんのお肌はとても薄くて敏感です。乾燥しやすく刺激に弱いので、すぐにかゆみや肌荒れ、炎症を起こしてしまいます。親としては守ってあげたいですよね。赤ちゃんのお肌を守るためには保湿が重要です。保湿をしっかりと行うことで、赤ちゃんの肌を清潔に、健康に保つことができます。今回は、赤ちゃんの保湿について詳しく紹介します。

 

手のひらで優しく洗いましょう

沐浴する赤ちゃんの足

赤ちゃんの肌はデリケートなため、お風呂での洗い方には注意です。赤ちゃんの肌は皮脂膜という薄い膜があり、肌を保護する役割があります。しかし、頻繁に洗浄したりゴシゴシと強く洗うと、皮脂膜が失われ肌が乾燥してしまいます。赤ちゃんを洗うときは、石鹸をしっかりと泡立てて、手のひらや指のはらで優しくなでるように洗いましょう。泡タイプの石鹸がおすすめです。また、洗浄成分をよく確認し、赤ちゃん用のものや無添加素材の石鹸を選びましょう。

 

保湿クリームを使いましょう

新生児の手

赤ちゃんの肌には保湿クリームが有効です。保湿クリームには肌の水分を保持する成分が含まれており、肌の乾燥を防ぐことができます。とくにお風呂上がりは肌の水分がどんどん蒸発して失われてしまうため、すぐに保湿クリームをぬってあげましょう。保湿クリームを選ぶ際は、余分な成分が含まれていないか確認しましょう。強い香料や過度な美容成分などは、赤ちゃんには必要ありません。天然由来や植物由来の無香料無添加がおすすめです。

 

保湿クリームはたっぷり塗ってあげてくださいね。目安としては、肌が少しベタつく程度、ティッシュが肌にくっつく程度が適正です。また、保湿クリームを塗る際は、優しくマッサージするようにしましょう。

 

汗をかいたら着替えましょう

赤ちゃんの洋服

赤ちゃんの肌を守るためには、着替えも重要です。衣服は肌に密着しているため、素材や洗剤によって肌に刺激を与えてしまうことがあります。赤ちゃんの衣服を選ぶ際は、肌に優しい素材を選びましょう。綿100%がおすすめです。また、衣服を洗う際は赤ちゃん用の洗剤を使用し、柔軟剤や漂白剤は必要ありません。赤ちゃんは汗っかきなので、汗をかいたらすぐに着替えさせてあげましょう。

 

湿度を保ちましょう

寝ている新生児

赤ちゃんの肌の保湿には、湿度を保つことも大切です。乾燥した空気が続くと、赤ちゃんの肌はますます乾燥し、かゆみや炎症を引き起こしてしまいます。とくに冬場は要注意です。湿度を保つためには加湿器をおすすめします。赤ちゃんが快適に過ごせる湿度は40〜60%です。これ以上高くなると、カビやダニが繁殖してしまうため注意しましょう。また、加湿器の内部も汚れやすいため、清潔に保つようにしましょう。

 

母乳や栄養を与えましょう

離乳食を食べる赤ちゃん

赤ちゃんの肌を守るためには、母乳やミルク、栄養も大切です。母乳やミルクには、肌を健康に保つために必要な栄養素が含まれています。離乳食が順調な赤ちゃんなら、ビタミンEや脂肪酸など、肌の健康に良い食べ物を与えてみましょう。

 

日焼け止めを使用しましょう

ベビーカーで散歩する母娘

赤ちゃんの肌はとても敏感で紫外線によるダメージを受けやすいので、日焼け止めが必須です。日焼け止めで肌を保護してあげましょう。日焼け止めは赤ちゃん用のものを使用します。大人用の日焼け止めを使用するのは刺激が強すぎて、かえってかゆみや炎症を引き起こしてしまう可能性があります。

 

日焼け止めを塗ったあとに、薄手の上着を羽織ると日焼け防止効果は高まります。家に帰ったあとは、汗と一緒に洗い流しましょう。赤ちゃん用のものであれば、強く洗わなくてもお湯だけで洗い流せる日焼け止めも多いです。使用方法や成分などをよく確認してくださいね。

 

まとめ

新生児の手

赤ちゃんは汗っかきなのに肌はとてもデリケートなので、かゆみや炎症を起こしやすいものです。親としては守ってあげたいですよね。しかし、すべてを完璧にやろうとすると疲弊してしまいます。できそうなところから少しずつ取り組んでみてくださいね。ずっとスリスリしたくなるような、赤ちゃんのやわらかくてすべすべなお肌が保てることを願っています。

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