沐浴は怖い!?気を付けるべきポイントを押さえて赤ちゃんを気持ちよく洗おう

沐浴をする赤ちゃん

新生児のお世話の一つに沐浴があります。産院の沐浴指導では、助産師さんが洗面台にお湯を張り、パパっと手際よく赤ちゃんの体を洗う姿を見学します。しかし実際やってみると、首のすわらない不安定な赤ちゃんを片手で支えながら体を洗うのは、慣れるまでは相当大変なお世話です。筆者の私も、体を洗うことに必死で、気づくと赤ちゃんのお顔がお湯に浸かってる…!というヒヤリとしたエピソードも。同じようにヒヤヒヤしながら行っているパパママも多いのではないでしょうか?

 

今回は沐浴の知識と気を付けるべきポイントをご紹介します。疑問や負担が減り、沐浴への恐怖が和らぎますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

 

沐浴とは?

花が浮かぶベビーバス

赤ちゃんは新陳代謝が激しく汗っかきなので、毎日しっかりと体を洗う必要があります。しかし新生児の間は免疫が弱く細菌に感染しやすいため、大人と同じお風呂に入れません。赤ちゃん専用にお湯を張って体を洗ってあげる必要があります。それを「沐浴」と言います。沐浴は体を洗う以外にも

 

・おむつかぶれなど肌トラブルの予防になる

・赤ちゃんの健康状態をチェックできる

・血行が促進されて、母乳やミルクの飲みがよくなる

 

などのメリットもあります。ぜひ沐浴を怖がらずに、赤ちゃんの楽しいお風呂時間として考えましょう。いくつかのポイントを押さえれば沐浴への負担が軽くなるのでご紹介します。

 

沐浴を行うときのポイント

沐浴をする赤ちゃん

沐浴をするタイミング

沐浴はいつ行っても問題ありません。ただし、生活リズムを整えるためにも夜遅い時間は避けましょう。また、授乳後すぐも吐き戻しの可能性があるため避けましょう。できるだけ毎日同じ時間帯に行います。大量の汗をかいたり、うんちやおしっこで汚れてしまった場合は、沐浴の回数が増えても構いません。沐浴後は体が温まって眠たくなるので、お昼寝前に行うのもいいでしょう。

 

沐浴の温度

沐浴に最適な温度は38度前後です。温度計を使って測ると正確ですが、慣れてくればパパやママの感覚で構いません。温度計付きのベビーバスもあるので検討しましょう。

水温だけではなく、室温にも気をつけましょう。特に冬生まれの赤ちゃんは、暖房器具などを利用して寒くない温度に調整します。暖かい昼間に沐浴するのもいいでしょう。

 

沐浴にかける時間

沐浴にかける時間は5〜10分程度です。赤ちゃんは沐浴で体力を使います。気持ちよさそうにしているからと言って、あまり長くお湯に入れないようにしましょう。慣れるまでは時間がかかりますが、サッと手早く洗って流すだけでも、赤ちゃんは十分にきれいになります。反対にゴシゴシとしっかりと洗うのは、肌への負担がかかるのでやめましょう。

 

沐浴前の準備

赤ちゃんを洗っている間は両手が濡れてふさがっている状態です。事前に必要なものをしっかりと準備しておきましょう。手の届く範囲にはシャンプーやボディーソープ、沐浴用のガーゼなど。すぐ近くにおむつと肌着を広げた状態で準備し、その上にバスタオルを広げて置いておきます。そうすれば赤ちゃんをタオルで拭いてすぐにお着替えできますよ。

 

沐浴の後は水分補給

沐浴は体の水分も奪われます。沐浴後、お着替えが終わって落ち着いたら授乳やミルクで水分補給をしましょう。沐浴後すぐに寝てしまう赤ちゃんもいますが、可能なら寝る前に、難しければ起きたタイミングですぐに水分補給します。

 

まとめおもちゃのベビーバス

今回は沐浴の知識とポイントについてご紹介しました。初めて沐浴に挑戦するパパママも、毎日繰り返し行うことできっと少しずつ慣れていくので安心してください。上記のポイントを押さえれば沐浴に厳密なルールはありません。家庭によってさまざまな工夫がうまれますので、オリジナルの沐浴スタイルを作ってみてくださいね。

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