妊娠が判明して喜びもつかの間、今度はつわりがやってきてとてもつらい・・・

いつから始まっていつ終わるの？軽くする方法はある？

 

つわりで入院した経験のある私がそんな疑問にお答えします！

 

 

 

つわりはいつから始まるの？

 

一般的には下記のような症状の出方が多いようです。

 

　妊娠5週目→つわり始まる
　妊娠8週～12週→症状のピーク
　妊娠13週～15週→症状が落ち着いてくる
　妊娠16週→終わりを迎える

 

但し、これにはかなり個人差があります。なかには着床した頃である3週目から始まる方もいれば全くなかったという方も。
ごくまれに出産するまで続いたという方もいましたがこちらはレアケースなようです。期間や症状の重さは人によってかなり差があります。ちなみに私自身は二人ともかなり重めでした。

 

私の実際の体験談

 

1人目

5週目→胃もたれのような食欲不振から始まり段々と吐き気、嘔吐、めまい、大量の唾液が出る
6週目→1日に数回嘔吐。24時間常に気持ち悪い。水分も食事もほぼとれない。寝たきり。
7週目→点滴に通うようになり少し落ち着く。吐くのは1日1,2回。
8週目→日によって重い日と軽い日がある。重い日は食事も水分も全く取れない
9~10週目→嘔吐は2日に1回程度。マックなどのジャンクフードのみ多少食べられるようになった。
11週目→嘔吐はほぼなし。食欲は全くないが多少なら普通の食事もとれるように。
12週目→だいぶ楽になった。食欲はないが食べられる物も増え、少しなら外出も出来るように。
13~15週目→つらい吐き気などはなし。頭痛がひどい。食欲不振はやや残るが普通に生活できるレベルに。
16週目以降→つわり終了！食欲もほぼ元通り。

 

2人目

 

3週目→着床した頃から食欲不振が始まる。
4週目→食欲はゼロ。少し重めの胃もたれという感じ
5週目→本格的にスタート。24時間気持ち悪い。食事と水分はほぼとれない
6週目→食事はとれず水分も1日に2口程度。1日に数回の嘔吐。
7週目→妊娠悪阻で入院。脱水症状で歩くことも出来なくなった。
8週目→24時間点滴で脱水症状は緩和。フルーツとヨーグルトだけ食べられる。入院生活に耐えられず無理やり退院。
9週目→お菓子やカップラーメンなら口に出来るように。24時間寝たきり生活。
10~11週目→常に吐き気はあるが嘔吐はなし。多少は食事もとれるように。
12~15週目→漢方を飲みながら吐き気と戦う。食欲はないが嘔吐はなし
16~20週目→ある程度日常生活は送れるように。頭痛がひどい。食欲はほぼなし。
21週目以降→つわり終了！食欲不振はやや残るが普通に生活できるレベルに。

2人目の時のほうが早く始まって終わるのも遅かったので期間が長く、その上症状も重かったです。そのうえ1人目の育児をしながらというのが精神的にもかなり堪えました。当時まだ1歳半だったので世話をしないわけにもいかず、泣いていても抱っこすることも一緒に遊んであげることも出来ずそれがとても辛かったです。

 

ピークの頃は本当に死にたいぐらい辛くて毎日泣きながら過ごしていました。

毎日「つわり　いつ終わる？」「つわり　軽くする方法」などで調べては絶望し、終わりの見えない真っ暗なトンネルをほふく前進で進んでいる気分でした。

 

 

つわりを和らげる方法

 

つわりは現在もメカニズムが解明されておらず、残念ながら有効な治療法も薬もありません。私のように「妊娠悪阻」と診断がつくと脱水症状や栄養失調を補うための点滴や投薬などはありますがやはり根本的に症状をなくすということは出来ません。しかし、少し和らげる方法はいくつかありますので実際に私が試してみて効果のあった方法をご紹介します。

 

1.空腹にしない(食べ過ぎない)
2.半夏厚朴湯を飲む
3.柑橘系の飴をなめる
4.映画やアニメを見る
5.締め付けない服装にする
6.部屋を換気する
7.アロマを炊く
8.とっておきのおまじない

 

空腹にしない(食べ過ぎない)

これは吐きづわり、食べづわりなどに関わらずほぼ全ての方に当てはまると思います。私は吐き気と気持ち悪さでとても食べることができず、1週間ぐらい飲まず食わずだったのですがこの期間が一番吐き気が強かったです。胃が空っぽだと余計に吐き気を催してしまいます。とにかく何でもいいので何か口にして空腹すぎる状態をなくしましょう。但し、食べ過ぎはNG。満腹にすると逆に吐きやすくなってしまうので1日に5,6回程度に小分けにして食事をとりましょう。

 

 

半夏厚朴湯を飲む

のどの閉塞感や気分の落ち込み、不安感の強い方はおすすめです。これらが和らぐことによって吐き気自体も少し緩和されました。市販の物は成分など異なる場合がありますので産婦人科に相談してみてください。

 

 

柑橘系の飴をなめる

唾液づわりがある人に特に効果的です。大量の唾液が出て口の中がとても気持ち悪かったのですが、飴をなめていると不快感は半減しました。甘い味だと逆効果になってしまう場合があるので出来たらさっぱりする柑橘系の味がおすすめです。但し1日中舐めていると虫歯のリスクが高まりますので歯磨きはしっかりしましょう。

 

映画やアニメを見る

つわり期間中は永遠とも思える時間に感じますが、他のことに集中していると時間の進みが早くなりますのでこれを機に見たかった映画や長編のアニメなどを見て気を紛らわせましょう。人によると思いますが私の場合は自分が食欲がない反動からか食べ物関係のストーリーばかり見ていました。

 

締め付けない服装にする

妊娠初期の頃は妊娠前の下着をそのまま着用している方が多いですが、出来るだけ締め付けの少ないものにすぐに変えましょう。私はブラトップやスロギーを着用していました。これらは産後も授乳用として使用できるのでおすすめです。

 

部屋を換気する

家にはどうしても食事の匂いやごみの匂い、洗濯の匂いなど生活臭というものがあります。つわり期間中はとても匂いに敏感ですので、こまめに換気を行い新鮮な空気に入れ替えましょう。その際にストレッチや深呼吸をすると気分が落ち着くのでおすすめです。

 

アロマを炊く

レモンやオレンジ、グレープフルーツなどの柑橘系のアロマを炊くとリラックス効果が高く、気分がすっきりします。但し、なかには妊娠中に適さないアロマもあるので注意が必要です。また匂いに敏感な人や好みでない香りは逆効果になってしまうので、もし奥様やご友人に購入する場合は事前にしっかりと確認をしてからにしましょう。

 

とっておきのおまじない

つわりは本当につらいです。症状が比較的軽い人であっても辛いです。しかもいつ終わりが来るか分からない。このつらさいつまで続くの・・・とこれがとにかく精神的に堪えました。そこで頑張るママたちへとっておきのおまじないを伝授します。

 

「つわりは明日終わる！」

 

これを自分に言い聞かせてください。私は周りから「いつか終わりが来る」「一生続くわけじゃない」と言われ、そんなのわかってるけど例えあと1週間だとしても耐えられないほど辛いんだ！と心の中で叫んでいました。でも明日は今日よりもよくなってるはず。そう思うだけでなんとか今日を耐え忍ぶことができました。

 

思い込みは最大の薬です。今日まで頑張ってきた自分をほめて、明日に希望を持ちましょう！