新生児が泣き止まない魔の3週目…いつまで続く?原因を知って乗り越えよう

赤ちゃんと両親

赤ちゃんとの生活にすこしずつ慣れてきたころに訪れる魔の3週目。

初めての育児ではとくに赤ちゃんの泣く回数が増えたり、なかなか泣き止まなかったりすると心配になるものです。

今回は魔の3週目の原因や、乗り越え方を紹介します。

新生児を育児中のママや、出産を控える方はぜひ参考にしてくださいね。

 

魔の3週目とは?

寝ている新生児

赤ちゃんが生まれて3週目ごろになると、泣く時間が増えたり寝付きが悪くなったりする時期が訪れます。

何をしても泣き止まない状態が続くことから、「魔の3週目」と呼ばれるようになりました。

 

魔の3週目はいつまで続く?

手を重ねる親子

生後3週目から徐々に泣く回数が増えていき、生後1~2ヶ月にピークを迎える赤ちゃんがほとんどです。

個人差はありますが、ピークを過ぎると少しずつ泣く回数が減り、落ち着いて過ごす時間が増えてきます。

 

なかなか泣き止まない魔の3週目が起こる原因

目を開けている新生児

泣きのピークである「魔の3週目」が起こる原因は、はっきりとは分かっていません。

しかし、赤ちゃんが上手に眠れなかったり不安を感じたりすることが関係していると言われています。

 

体内時計がズレてうまく眠れない

赤ちゃんは体内時計が整っていないため、昼夜逆転で泣いている場合があります。

睡眠に大きく関わるホルモン、「セロトニン」の分泌がはじまるのは生後1ヶ月ごろ。

セロトニンの分泌で徐々に体内時計が整い、日中は起きて夜に眠るリズムがつきます。

また、赤ちゃんは自分の力で上手に寝入ることができません。

うまく眠れなくて泣いていたり、眠たすぎて泣いていたりする可能性もあります。

 

不安を感じている

生まれたばかりの赤ちゃんは、外の環境に不安を感じて泣くことがあります。

10ヶ月ものあいだママのお腹のなかで過ごしていたため、外の世界は赤ちゃんにとって何もかも初めてです。

環境に慣れず、不安を訴えるために泣いているのかもしれません。

胎内音やホワイトノイズを聞かせることで安心し、落ち着く赤ちゃんが多いといわれています。

なかなか泣き止まないときは、「胎内音」「ホワイトノイズ」と検索して試してみてくださいね。

 

魔の3週目を乗り越えるためには?

寝ている新生児

生後1ヶ月ごろの赤ちゃんが一度に起きていられる時間は、最大1~2時間程度です。

赤ちゃんが起きている時間を確認して、ぐずり出す前に寝かしつけることがおすすめですよ。

また、なかなか泣き止まないと「大丈夫なのかな?」と不安に感じるもの。

赤ちゃんの体調に問題がなければ「魔の3週目だから仕方ない」と考え、思いつめないようにしてくださいね。

ママひとりで抱え込まずに、パパや家族にも頼りましょう。

 

まとめ

親の指を握っている赤ちゃん

魔の3週目が起こるはっきりとした原因はわかっていないものの、眠れないことや不安感が影響しています。

多くの赤ちゃんに訪れることであり、過度に心配する必要はありません。

赤ちゃんの不安を取り除いてあげながら、魔の3週目を乗り越えましょう。

 

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