ラズベリーリーフティーは安産につながる?期待できる効果と安全に飲むための注意点
出産を控えるママの誰しもが「スムーズなお産がしたい」と願うもの。
ラズベリーリーフティーというハーブティーは、ヨーロッパでは古くから「安産につながる」と言われています。
安産効果のほかにも、ビタミンや鉄分など産後のママに必要な栄養が豊富に含まれており、まさに女性の味方です。
今回は、ラズベリーリーフティーがもたらす効果と注意点について紹介します。
ラズベリーリーフティーとは?
ラズベリーリーフティーとは、バラ科のヨーロッパキイチゴの葉を乾燥させたハーブティーのことです。
海外では昔から「妊婦のためのハーブ」と呼ばれており、妊娠後期に飲むことで安産へ導くとされています。
妊娠中以外でも、産後のママや女性にとってうれしい栄養を豊富に含んでいます。
緑茶やほうじ茶に近い味で、あっさりとして飲みやすいのが特徴。
ノンカフェインで就寝前でも安心して飲めますよ。
ラズベリーリーフティーの効果
陣痛をサポートして分娩時間を短くする
ラズベリーリーフティーに含まれる「フラガリン」という成分が、陣痛をサポートして安産へ導くといわれています。
ポリフェノールの一種であるフラガリンには、子宮や骨盤付近の筋肉を収縮させる作用があります。
ラズベリーリーフティーを飲み続けることで子宮の筋肉が強化され、陣痛を和らげたり、お産を早めたりするのです。
母乳の出が良くなる
妊娠中だけでなく、産後も飲み続けることで母乳の出が良くなる効果にも期待できます。
ラズベリーリーフティーに含まれる栄養素は以下のとおりです。
- ビタミン
- ミネラル
- 鉄分
- カルシウム
産後のママに必要な栄養素が豊富に含まれており、母乳の質を高めて分泌を促します。
栄養不足になりやすい授乳中のからだをサポートしてくれますよ。
リラックス効果
ラズベリーリーフティーは、ハーブによるリラックス効果も期待できます。
ホルモンバランスが不安定な妊娠中や産後は、こころが不安定になりやすい時期。
ハーブティーを飲んでからだを温めて、ホッと一息つきましょう。
からだが温まることで血流も良くなりますよ。
ラズベリーリーフティーの注意点
ラズベリーリーフティーは、妊娠8ヶ月(28週)を過ぎてからの摂取が推奨されています。
子宮収縮作用があるため、妊娠初期〜中期は飲まないようにしましょう。
また、大量に飲んだところで効果が高まるわけではありません。
多くても1日に3杯程度にとどめておきましょう。
まとめ
ラズベリーリーフティーは、女性が不足しがちな栄養をギュッと詰めこんだハーブティーです。
効果には個人差があるため期待のしすぎは良くありませんが、安産のお守りとして取り入れてみてはいかがでしょうか。