おままごとは最高の知育遊び!夢中になって育つ力とは
おままごとは昔から親しまれている遊びの一つですが、 子どもの心や体の発達においても大変優れているということをご存知ですか?
実は、おままごと遊びの中にはたくさんの学習要素が含まれています。
今回は、おままごとセットを使った遊びによって育つ力について解説します。
おままごと遊びを通して育つ5つの力
手指が発達する
料理で行うさまざまな動作は子どもの手先を器用にします。
切ったり混ぜたりする動作も、子どもにとっては難しいことです。
両手をそれぞれ使い、力加減を考えながら行う必要があるからです。
細かく手を動かすことによって、楽しみながら手先の発達が鍛えられます。
色や形が学べる
おままごとセットに付属する食材や道具は、カラフルで鮮やかなものが多いです。
丸や四角、平面や立体など形もさまざまあり、握って形を確かめることもできます。
色を並べたり形に触れたりすることで、子どもは自然に学びます。
お皿に盛り付けるときに「どんな組み合わせがおいしそうに見えるかな?」と問いかけてみましょう。
一生懸命考えると、子どもの「観察力」や「造形力」が鍛えられますよ。
語彙力が増える
おままごとは遊びの中でたくさんの言葉を使います。
おままごとをしている子どもが、ママが無意識に使っている口癖をそのまま言っていて、恥ずかしくなった経験はありませんか?
子どもは、大人が日常生活で使っている単語や表現をしっかりとインプットして語彙を増やしています。
おままごとを通して、それらをアウトプットすることで語彙力が定着し成長するのです。
想像力がつく
おままごとは役になりきって遊ぶ、ごっこ遊びの一つです。
振る舞いや言葉遣いを役に合わせて演じることは、子どもの想像力を育てます。
エプロン一つでママに変身できる子どももいます。
子どもが大いに役なりきって楽しめるよう、環境を整えてあげましょう。
社会性が育つ
兄弟や家族、お友達と一緒におままごと遊びをすることで、人との関わりを学び社会性が育ちます。
・一緒に協力する楽しさ
・気持ちを共有する喜び
・順番を守る規律
・食べ物を分け合う平等性
上記もすべて社会性が育つポイントです。
まとめ
おままごと遊びは、男女問わず子どもが一度は通るごっこ遊びの一つです。
夢中になって遊びながら、子どもは多くのことを学んでいます。
親子で一緒に楽しんだり、一人で集中しているときはそっと離れて、子どもの成長を見守ってあげましょう。