子どもの「ママがいい!」はなぜ?いつまで続く?対処法とパパがやるべきこと
「ママがいいー!」
「パパはイヤー!」
と子どもに泣かれて困った経験のあるママやパパは多いでしょう。
子どもにとってママの存在は絶大です。
だからと言って、パパが育児を諦める必要はありません。
子どもに「ママがいい」と言われたときの対処法や、パパの役割について解説します。
「ママがいい」は子どもの本能
「ママがいい」と思うのは子どもの本能です。
しっかりと成長している証しと言ってもいいでしょう。
専門用語では「母子分離不安」と言います。
赤ちゃんの脳が発達して人見知りが始まると、 慣れない人には不安を抱くようになります。
そして、生まれる前からへその緒で繋がっていたママに助けを求めるようになるのです。
これは赤ちゃんの本能であり、 決してパパが嫌いだったり愛情不足ではないので安心してくださいね。
「ママがいい」はいつまで続く?
「ママがいい」は生後7ヶ月頃から始まります。
ハイハイしながらママの後ろを追いかけたり、トイレやお風呂でママの姿が見えなくなるだけで泣き叫んだりします。
一般的には2〜3歳頃まで続きます。
この時期になると、安心できる人かどうかの見分けがつくようになるので、「ママがいい」は少しずつなくなります。
「ママがいい」への対処法は「共感」
実際に「ママがいい」と言われてしまった場合、まずはその気持ちを受け入れてあげましょう。
子供の気持ちを受け入れて、共感してあげることが大切です。
「そうだよね、 ママがいいよね」
この一言だけでも十分です。
共感の言葉をかけてあげると、子どもは自分の気持ちを理解してくれたことに安心して心が落ち着きますよ。
パパがやるべきことは?
子どもに「ママがいい」と言われても、パパはどうか心折れないでください。
子どもは決してパパが嫌いなわけではありません。
パパへのおすすめ対処法は、ママにはできないパパと子どもだけの親子時間を作ることです。
とくに「体を使った遊び」は、パパの方が得意なことが多いでしょう。
ママがいなくても子どもと楽しめる環境を作って、「パパも安心できる人なんだ」という信頼を少しずつ積み重ねてみましょう。
まとめ
子どもの「ママがいい」 は本能であり、 成長過程の一つです。
決してパパを嫌っているわけではありません。
この時期の子どもを持つママとパパは大変でしょうが、子供の気持ちに寄り添いながら、少しずつパパへの信頼を高めてみてくださいね。