赤ちゃんの髪の毛が薄くて心配なママへ!髪質や薄毛の原因をご紹介
髪の毛は見た目の第一印象を左右するもの。
それは赤ちゃんにとっても同じです。
産まれた瞬間からフサフサな赤ちゃんもツルピカな赤ちゃんもいます。
「どうして赤ちゃんによってこんなに差があるの?」
「ウチの子薄いけど大丈夫かな?」
今回は赤ちゃんの髪の毛について知っておきたい3つのポイントについてお伝えします。
初めての髪はとても細くてやわらかい
産まれたての赤ちゃんの髪の毛は、1本1本がとても細くてやわらかいのが特徴です。
触り心地もよく、軽くてふんわりとしています。
個人差はありますが、日本人らしい黒髪よりは色素が薄く、茶色っぽい色をしています。
ある程度の量があっても、色素も薄く細いので、頭皮が透けて薄毛に見えてしまう赤ちゃんも多いです。
この髪の毛は生後6か月頃までにほとんど抜け落ちて生え変わります。
赤ちゃんの髪に遺伝は関係ない
親から子どもへの髪質の遺伝は医学的に立証されていますが、少なくとも赤ちゃんの時点では気にする必要はないでしょう。
産まれたての赤ちゃんの髪の毛は、妊娠18週頃から生え始めた「胎毛」と呼ばれるものです。
胎毛は本来、羊水の刺激から皮膚細胞を守るための毛として体中に生えます。
その多くは生まれる直前に役目を終えて抜け落ちてしまいます。
赤ちゃんの髪の毛も同じく、産まれて半年後ごろには一度なくなります。
「ウチの子の髪が薄いのは、パパが薄いからかしら?」と考えるのは時期尚早かもしれませんね。
後頭部が薄くなる
赤ちゃんは生後2〜3か月ごろまで、仰向けで過ごすことがほとんどです。
そのため、後頭部は地面に密着している時間が長く、枕にこすりつけられるため、少しずつ薄くなっていきます。
「新生児後頭部脱毛」と言い、俗に「寝はげ」とも呼ばれます。
部分的に薄くなってしまうので見た目にも目立ってしまいますが、また自然に生えてくるので心配する必要はありません。
次に生えてくる髪の毛は、産毛よりもう少ししっかりした子どもらしい毛になりますよ。
まとめ
今回は赤ちゃんの髪質や薄毛の原因について解説しました。
赤ちゃんの髪の量は十人十色。
赤ちゃんの髪が薄くても心配せずに見守ってあげましょう。
薄毛の赤ちゃんにも、今しか味わえない貴重な可愛さがありますよ。
次回は、実際に1歳頃までの髪の生え変わりについてご紹介します。