保湿クリームで赤ちゃんのお肌を守ろう!乾燥の原因と保湿クリームの選びかた

ハンドクリーム

テレビや雑誌で見る赤ちゃんのお肌はとってもぷるぷるでもちもちして、思わず触ってみたくなりますよね。しかし、実際の赤ちゃんはそうではありません。乾燥してカサカサしていたり、皮がむけて湿疹ができるのもごく一般的な傾向です。

 

「できるなら可愛い赤ちゃんのお肌を守ってあげたい!」

 

親なら誰でも思うでしょう。よっぽど弱くない限り、赤ちゃんのお肌は親のケアで十分に守れます。今回は、保湿クリームを使った赤ちゃんのお肌ケアについて解説します。

 

赤ちゃんのお肌はどうして乾燥するの?

赤ちゃんの手

赤ちゃんの皮膚の厚さは大人のおよそ半分。肌のバリア機能である角質層が薄いため、内部からの水分の蒸発を防ぐことができません。それにより肌が乾燥しやすい状態になってしまいます。また肌が無防備な状態になるので、外部からの刺激を受けやすくなり、かゆみの原因にもなります。アトピー体質の赤ちゃんは湿疹やかぶれがひどくなりやすいので、保湿クリームだけで対処できない場合は皮膚科に行って相談しましょう。

 

保湿クリームの選び方

5個の保湿クリーム

赤ちゃん用に保湿クリームを選ぶ際は、何が含まれているか、何が含まれていないかを見極めるのが大切です。とは言え、裏の成分表を見てもよく分からないカタカナが並んでいて何を選べばいいか悩みますよね。大事なポイントをまとめたので参考にしてください。

 

無香料・無着色を選ぼう

赤ちゃんが使用する保湿クリームに余分な成分は不要です。とくに香料が含まれているものは気をつけましょう。赤ちゃんは産まれてからしばらくは目が弱いので、匂いでママの存在を感じ取っています。匂いに敏感な赤ちゃんにとって、香料の含まれた保湿クリームはきつく感じてしまいます。

 

大人用の保湿クリームは避けましょう

ママが普段お風呂上がりに使っている保湿クリームは、保湿成分がたっぷり含まれていて一見良さそうに見えますよね。しかし赤ちゃんへの使用はおすすめしません。美容成分や香料など余分なものが多く含まれているためです。大人と赤ちゃんは肌質が異なるので、大人用の保湿クリームを赤ちゃんに使用するのは控えましょう。

 

無添加の商品を選ぼう

パラベン、アルコール、石油系界面活性剤などが含まれた保湿クリームは避けましょう。これらは健康な肌の大人が使用する分には問題なく有効に働く場合も多いです。しかしバリア機能が弱い赤ちゃんにとっては刺激が強くなり、悪化させる原因になります。

 

まとめ

赤ちゃんの手

赤ちゃんは成長するにつれて自分で自分のお肌を守る力を少しずつ身につけます。保湿クリームはそれまでの間、肌のバリア機能を手助けする手段として使いましょう。お肌の強さは人それぞれです。市販の保湿クリームで十分な赤ちゃんもいれば、定期的に皮膚科で薬を処方してもらう必要がある赤ちゃんもいます。それぞれの赤ちゃんに合ったお肌の守り方を試してみてくださいね。

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