病児保育って実際どう?使い方の流れや料金についてまとめ
病児保育って聞いたことはあるけど実際どんなところ?
どんな時利用できる?
料金は?
など、これから病児保育を利用してみたいけど色々と不安に思っている方へ、実際に利用してみた感想を書いて行きたいと思います。
病児保育ってどんなところ?
子どもが病気や怪我で保育園や学校に行けないけど、仕事が休めず家で看護するのが難しい時に保育してもらえる所です。
誰が利用できる?
私の居住する市町村では下記のような条件が定められており、下記全てを満たす場合にのみ利用が可能です。
1. 市内に居住する生後6か月から小学校6年生までの児童であること
2. 病気または病気の回復期にあるため、集団保育が困難であること
3. 保護者の勤務等の都合で、家庭での保育が困難であること
※但し、症状が重く入院が必要な場合や、麻疹、結核などの強い感染症が認められる場合は預けることができません。
利用方法
事前に市役所へ「病児・病後児保育室利用登録票」の提出が必要です。
緊急で利用したい場合には直接病児保育施設へ提出することもできます。
いざという時に慌てないために事前に登録しておくのがおすすめです。
利用料金
私の居住区の場合は下記の通りの利用料でした。
- 1日:2,000円
- 半日(4時間以内):1,000円
どの自治体でも大体同じくらいの料金のようです。
病児保育のベビーシッターを雇うことを考えると格安といえます。
実際に利用した時のスケジュール
8:00
朝になって1歳の息子が風邪を引いて保育園へ行けなくなってしまったので、当日病児保育施設へ電話連絡をし、まずは受診をして診断と新型コロナウイルスの抗原検査を受けてくださいとのことでした。
ちなみに2週間前にも検査は受けたのですが、再度受けないとだめでした。
9:00
小児科へ受診。車の中で全て検査から支払いまでを行いました。ずっと車内で長時間待機なので息子は飽きてしまい、かなりぐずって大変でした。おもちゃやiPad、お菓子など持ってくればよかったと後悔しました。
10:30
やっと検査が終わり、風邪薬と診断書をもらって小児科を出発しました
11:00
病児保育施設へ到着。既に3人の子供がお昼ご飯を食べていました。私たちは風邪の症状など詳しく聞かれ、持ち物の確認をしようやく息子を預けることができました。
17:30
息子のお迎えに行き、1日分の利用料2000円を支払い、帰宅しました。
子供の様子
預けられたあとは初めての場所だったのもあり、ぐずったようでお昼ご飯の前に寝てしまい、15時頃まで寝ていたそうです。途中で小児科医の診察があって、軽い風邪なので明日からは保育園に行って大丈夫というお墨付きをもらいました。
実際に預けてみての感想
今回は軽い風邪でしたが、高熱が出たり強い症状の場合、保護者はかなり不安なので小児科の先生に診てもらえるのはとても安心できました。
保育士さんたちも病児の扱いに慣れているので、息子も最初はぐずりましたが寝起きからは元気に楽しく過ごしていたようです。
料金も1日で2000円なのでお手頃でよかったです。
デメリットとしては
・症状が軽い場合は逆に他の子の病気がうつる可能性があるということ
・当日の朝急な利用をする場合はお弁当の用意が必要
・診断が必要なので初回は預けるまでに時間がかかることです。
軽い風邪だけど保育園に断られたから利用したいような場合は感染のリスクを考えた上で利用を検討しましょう。
まとめ
結果的に今回は利用してよかったです。どうしても仕事で休めないような場合はやはりお願いするしかないので急な病気でも当日でも利用出来るのはとても助かります。
子供は誰でも風邪を引いたり熱を出したりするので、利用がまだの方は是非事前に登録と、利用の流れを把握しておきましょう。