冬生まれの赤ちゃん向け!寝る時や外出先での服装選びのポイントは?
「お部屋は暖房が効いてて暖かいけど、厚着にしなくていいのかな?」
「寝る時やお外へ行く時は、どんな服装にしたらいいの?」
「肌着は何枚必要?素材は?」
外はとても寒いけど、部屋の中は暖房も効いてて暖かい。赤ちゃんは自分で体温調整できません。寒暖差のある環境では、服装で調整する必要があります。では、一体どんな服装にすればいいのでしょう?今回は赤ちゃんの肌着の紹介と必要な枚数、寝る時や外出時などシーン別での快適な服装を紹介します。
赤ちゃん向けの肌着の種類は?
赤ちゃんの肌着は主に4種類です。季節によって1枚だけで過ごしたり、重ね着をして暖かくしてあげましょう。
短肌着
お腹から腰あたりまでを覆う短めの肌着です。股下にスナップがないので、おむつ替えが多い時期に向いています。
長肌着
短肌着よりも裾が長く、足先までカバーできます。秋〜冬にかけての涼しくなる時期には、短肌着と重ね着して過ごします。足をバタバタと動かすようになると、はだけてしまうことが多いです。
コンビ肌着
裾が二股に分かれていて、股下にスナップがついています。足を動かしやすく、バタバタしてもはだけにくいです。短肌着とセットで着るのが基本です。
ロンパース
ハイハイ期頃まで長く使える、つなぎタイプの肌着です。ブルマタイプや長袖長ズボンなど、デザインが豊富です。股下にスナップがついているので、楽におむつ替えができます。ハイハイしてもはだけず動きやすいです。
肌着は何枚必要?どんな素材がいい?
おおよそ短肌着4枚、長肌着かコンビ肌着4枚、ロンパース4枚あれば大丈夫です。すぐにサイズアウトしてしまう可能性もあるので、買い過ぎには注意しましょう。うんちがゆるく、おむつからはみ出しやすい赤ちゃんや、母乳を吐き戻しがちな赤ちゃんはもう少し買い足してもいいでしょう。
冬生まれの赤ちゃんの肌着には、綿100%の中でもニットガーゼやフライス生地がおすすめです。ニットガーゼ生地は薄手で通気性や吸水性に優れています。ふんわりとした手触りで暖かく、デリケートな肌にも最適な素材です。
フライス生地はリブ編みやゴム編みで作られた生地です。生地はやや厚めですが伸縮性があり、吸水性、通気性に優れています。
寝るときの服装は?
赤ちゃんが冬に快適に眠れる温度の目安は20〜23度です。お部屋の温度が快適に保たれている場合は、特に厚着にする必要はありません。赤ちゃんは大人の2倍汗をかきます。厚着はあせもの原因にもなります。具体的には
・短肌着+コンビ肌着+長袖ロンパース
・長肌着+長袖ロンパース
などで大丈夫です。気になる場合はおくるみに包んであげたり、薄手のブランケットを掛ける程度にしましょう。
寝るときは靴下は必要ありません。赤ちゃんは手のひらや足裏から熱を逃がし、体温を調整しているので、靴下を履くとうまく体温調整ができなくなるからです。
部屋の温度や湿度が快適に保たれていれば、起きている間も寝ている間も同じような服装で大丈夫です。
外出先での服装は?
生後1か月を過ぎると、健診や予防接種など少しずつ外出する機会も増えるでしょう。外出先でのポイントは体温調整しやすい服装にすることです。外は寒くても、施設の中に入ると暖房がしっかりと効いていて暖かいことが多いです。すぐに着脱できる薄手のコートやカーディガンなどでコーディネートしましょう。厚手の服1枚よりも、薄手を重ね着した方が保温性もあります。
ママの抱っこ紐で移動することが多いのであれば、体が密着しているので十分暖かいです。赤ちゃん用のコートは着せずに、ママのコートに一緒に包んであげても良いでしょう。ベビーカーや抱っこ紐に取り付けられる便利なブランケットもあります。
まとめ
いかがでしたか?
赤ちゃんは体温調整ができないので、パパやママが服装でコントロールする必要があります。赤ちゃんは汗っかきなので、基本的には大人が思う「ちょっと寒そう」位がちょうどいいのです。モコモコの可愛いお洋服がたくさん売られていて、ついつい迷ってしまいますが、赤ちゃんにとって一番快適な服装を考えてあげましょう。